ガルーダ・インドネシア航空(GA)は今年、日本就航50周年を迎える。4月28日には、羽田とバリ・デンパサールを結ぶ路線が就航(政府認可申請中)、これに先がけ本社より最高経営責任者のエミルシャ・サタル氏が来日、4月13日、都内で記者会見を行った。 GAでは、現経営陣が就任した2005年から2010年までを「ファースト・ジャーニー」とし経営改善に取り組んできた。そして、インドネシア証券取引所(BEI)に株式を上場した2011年から2015年を「セカンド・ジャーニー」とし、企業の認知度やサービスレベルを世界的水準に引き上げるため、新たな取り組み「クオンタムリープ戦略」を実施している。サタルCEOは、「この取り組みにより、すでに複数の顧客満足度を調査する機関より表彰されています。スカイトラックス社から2009年に4スター航空会社の認定を受け、2015年には5スターを達成したい」と述べた。 新規機材の導入についても積極的で、ボーイイング747型機を退役させ、代替機としてボーイング777型機を9機、エアバスA330型機を24機、2015年末までに順次導入、2005年には所有機材が57機だったものが、2015年には196機へと大幅に増える。平均機齢も2011年現在6.5年と若返った。 また、今後の新規就航都市としてヨーロッパのロンドン、パリ、フランクフルト、イタリア(ローマまたはミラノ)を候補地として紹介した。 |