ANA(NH)は10月26日、ボーイング787型機の世界初就航となる成田発の国際線チャーター便が香港へ向け飛び立った。
当日、成田空港第1ターミナル南ウイング59番ゲート前において記念式典が行われた。挨拶に立ったNHの伊東信一郎社長(下の写真中)は「待ちに待ったこの瞬間を皆様と迎えたことを大変うれしく、また感慨深い思いがあります」と述べた。式典に先がけ行われた記者会見でボーイング社の787開発担当副社長のスコット・ファンチャー氏(下の写真右)は乗客に向け、「機内ではまず深呼吸をしてみてください。湿度や気圧など特別な新しい基準を感じてもらえるはずです」と語った。 式典では鏡割りが行われ、就航記念の特製「升」で搭乗客にお酒が振舞われた。このあと乗客は搭乗手続き後、NH7871便787ドリームライナーの待つオープンスポットにバスで移動、NHの整備士など職員に見守られる中、機内に乗り込んだ。
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