ANAは、6月1日より国内線サービスをさらに充実させる。まずは、4月下旬に納入予定のボーイング777-200ER新造機(国内線仕様)から新しいシートを導入していく。プレミアムクラスのシートは2-3-2の座席配列は変わらないが、リクライニング角度が約118度から約130度へと拡大、本革素材を採用した。今まで設置されていなかったPC用電源やUSB充電ポート、パーソナルライトなどもシート機能に追加され、ビジネスをサポートする。
普通席には薄型シートを採用、軽量化もさることながら膝周りが広くなり快適性が向上した。 また、プレミアムクラスではすべての時間帯で食事、軽食メニューを提供することになる。朝食、昼食、夕食の時間帯には「Premium GOZEN(プレミアム御膳)」、それ以外の時間帯には「Premium SABO(プレミアム茶房)」という名称で、有名店、ホテル監修のコラボレーションメニューが登場する。今まで「ANA My Choice」として有料メニューだった「スターバックス ドリップコーヒー ハウスブレンド for ANA」がプレミアムクラスでは無料提供される。普通席の無料ドリンクメニューとして、アートコーヒーとの共同開発による「ANA’s ORIGINAL COFFEE〜大空と自然の恵み〜」が新たに加わる。
▼新サービスの紹介が4月11日に都内で行われた。写真の中央がANAの代表取締役 伊東信一郎氏 ▼プレミアムクラスの新シート、革張り仕様でリクライニングは130度 ▼プレミアムクラスの羽田・札幌発のフライトで提供される「プレミアム御膳」は「銀座 小十」監修によるもの。 ▼プレミアムクラスの羽田・伊丹・札幌・福岡発のフライトで提供される「プレミアム茶房」は「マンダリンオリエンタル東京」が監修。 |